Players
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今回は練習期間が短かったこともあり、本番直前にはかなり焦りが出る状況となりました。開演4:30というのも初めての試みだったのですが(会場の都合上)、暗くなりかけた頃始まる教会でのコンサートというのはそれなりの雰囲気があり、案じたよりは結果が良かったコンサートでした。お客様の数も今までの2回のコンサートに比べて飛躍的に増え、とてもうれしい反面、メンバーの緊張もひときわ激しいものとなりました。会場セッティングや司会進行も反省と改良を加えた結果、前回演奏会より更にムダな時間が減ったため全部で1時間45分程度とコンパクトにまとまりました。 |
PROGRAM |
作曲者/曲名 | Player | ひとこと・・・ | |
バッハ/無伴奏ヴァイオリンのための パルティータ 2番1楽章 |
Vn:野村 | アタマで無伴奏を演奏されるのはとても度胸のいることだと思います。野村さんいわく「今までで一番練習した」そうです。
野村さんのシブい無伴奏をどうぞ。/138KB .WAV | |
ダンディ/サラバンドとメヌエット | Fl:井餘田 Ob:浦本 Cl:西田 Fg:森田 Hn:吉峯 Pf:小川 |
世にも恐ろしいことが起こってしまいました。原因を追及すると、@Hnが譜面を落とした→Aしばらく暗譜で吹いたが限界が来て落ちた→Bそのためピアノが1拍早く入った→Cみんなが混乱をきたし、止まった ということでした。にがい沈黙を味わってしまった聴衆のみなさん、どうもすいませんでした。メヌエットはその名の優雅さとはうらはらに、非常に変則的なリズムでとても難しかったのです。(少し言い訳・・・)
ということで、メヌエットの方を。/138KB .WAV | |
ピエルネ/パストラーレ | Fl:井餘田 Ob:浦本 Cl:葛巻 Fg:森田 Hn:吉峯 |
気を取り直して静かでのどかな短い曲を1曲。静かすぎるのでソロの入りはとても緊張するのですが、こちらはとても上手に演奏できたと思います。
しっとりとした音楽です。/189KB .WAV | |
モーツァルト/ピアノトリオ 変ロ長調 KV502 |
Vn:兒島 Vc:武内 Pf:小川 |
ピアノは休むヒマなしで結構すごいことをしているのですが、モーツァルトは"何気なく"やっているように聴かせるのが実は一番難しいのです。アマチュアには荷の重いこの編成を、よくがんばったものだと思います。
1楽章から.../149KB .WAV | |
休憩 | |||
イベール/3つの小品 | Fl:秋間 Ob:浦本 Cl:葛巻 Fg:森田 Hn:吉峯 |
これは本番直前まで「できてない。どうしよう・・」状態だったのですが本番は生まれ変わったかのようにソロがうまくいった葛巻さんの功績により、木管五重奏の中で一番良い出来だったのではないでしょうか。曲順は森田さんの提案により、(プロでも時々やるという)3→2→1楽章の順に演奏しました。
一番有名な部分です。/197KB .WAV | |
バッハ/2つのヴァイオリンの ための協奏曲 |
Vn:野村 Vn:兒島 Vc:武内 Pf:小川 |
今回の演奏会の中ではこの曲が筆者の一押しです。健さん(兒島)はこの演奏会に向けて奏法を改善した結果、音の質がみちがえるように変化し、野村さんとのコンビとしての相性が飛躍的によくなりました。2つのヴァイオリンのかけ合いを聴いていると、バッハを聴いているときに感じる"麻薬に酔ったような"気分を味わえました。
どうぞ、麻薬に酔って下さい。/162KB .WAV | |
S.ジョップリン/メイプルリーフ・ラグ | Fl:井餘田 Ob:浦本 Cl:葛巻 Fg:森田 Hn:吉峯 |
演奏会の終盤には軽い曲を2曲。これは聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。スコット・ジョップリンのラグタイムの木管五重奏版です。
楽しい曲です。/130KB .WAV | |
T.グリーブス/モーツァルトの ターキー・ロック・マンボ |
Fl:秋間 Ob:浦本 Cl:西田 Fg:森田 Hn:吉峯 |
モーツァルトの「トルコ行進曲」をマンボやスウィングにアレンジした木管五重奏曲です。麻里さんのクラリネットソロは非常にかっこよく、かつすばらしかったです。お客様もこの曲が一番聴きやすかったのではないかと思います。
麻里さんのすごくかっこいいソロを。/151KB .WAV |
聴きに来ていただいたお客様達と一緒に記念撮影。